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(04/26 09:22)

<NQN>◇東証寄り付き 日経平均、朝高後に一時下げ 日銀会合にらみでリスク取りづらく

<NQN>◇東証寄り付き 日経平均、朝高後に一時下げ 日銀会合にらみでリスク取りづらく
 26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ50円ほど高い3万7600円台後半で推移している。前日に831円安と、大幅に下げた反動で自律反発を狙った短期筋の買いが先行している。ファストリなど値がさ株の一角が上昇している。前日の米株式市場で半導体関連銘柄が上昇したのも支えに東エレクや、きょう大引け後に決算発表を控えているアドテストに買いが先行している。

 日経平均は寄り付き直後に上げ幅を160円近くまで広げる場面があったが、その後は伸び悩んで下げに転じる場面もあった。きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表を控える。国内の債券市場では長期金利が0.930%と、2023年11月以来の高水準を付ける場面があった。日銀が国債買い入れの減額を検討するとの観測が浮上し、金利には上昇圧力がかかっている。積極的な運用リスクは取りづらく、日経平均の上値は限定的となっている。

 東証株価指数(TOPIX)は前日終値を挟んだ動きとなっている。

 ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキン、キーエンスが高い。一方、信越化、中外薬、デンソー、エムスリーが安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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