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(04/25 14:17)

<NQN>◇東証14時 日経平均、下げ幅800円超に拡大 海外短期筋が先物売り

<NQN>◇東証14時 日経平均、下げ幅800円超に拡大 海外短期筋が先物売り
 25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比820円ほど安い3万7600円台前半ときょうの安値をつけた。特に目新しい売り材料は伝わっていないが、前日の大幅高の反動による戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが続いている。主要企業の業績懸念が広がるなかで積極的な押し目買いも入りにくく、外国為替市場での急速な円安・ドル高進行への警戒感も強い。

 市場では「日本時間今晩の米株式相場の下落を見越し、海外短期筋などが株価指数先物に断続的に売りを出している」(国内運用会社)との見方もあった。あす26日に予定される日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、投資家がこれまで積み上げてきた買い持ち高を解消しているとの声も出ていた。

 14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7012億円、売買高は10億7740万株だった。

 ファストリや東エレク、信越化が下げ幅拡大。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)が引き続き安い。ファナックやキヤノン、トヨタが売られた。一方、第一三共が堅調。エーザイや明治HDが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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