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(04/25 13:00)

<NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安 米株安を警戒、日銀会合も見極め

<NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安 米株安を警戒、日銀会合も見極め
 25日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安。前日比750円ほど安い3万7700円台前半ときょうの安値圏で推移している。下げ幅は一時800円に迫った。朝方から戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが幅広い銘柄に膨らんでいる。日本時間25日午後の取引で米株価指数先物が軟調に推移しており、日本時間今晩の米株式相場の下落を警戒した売りも株安に拍車をかけている。

 25日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=155円台半ばまで下落し、34年ぶりの円安・ドル高水準をつけた。一方的な円安に対し、足元では輸出企業の採算改善期待よりも、過度な円安による経済などへのデメリットを懸念する雰囲気も広がっているようだ。あす26日に日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、手じまい売りも出やすくなっている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約90億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1966億円、売買高は8億8054万株だった。

 キヤノンが下げ幅を拡大した。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が安い。東エレクやアドテスト、信越化など半導体関連株の下げも目立つ。中外薬やファナックも売られた。一方、エーザイが高い。アルプスアルや東ガス、帝人が上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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