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(08/11 22:54)

<NQN>◇米国株、4日ぶり反発で始まる 押し目買い優勢も北朝鮮情勢は重荷 

<NQN>◇米国株、4日ぶり反発で始まる 押し目買い優勢も北朝鮮情勢は重荷 
【NQNニューヨーク=松本清一郎】11日の米株式相場は4日ぶりに反発して始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比52ドル高の2万1896ドルで推移している。前日に200ドル強下げた後とあって、主力株には押し目買いが入っている。11日朝に出た米消費者物価指数(CPI)は市場予想を小幅に下回った。米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きにくくなり、過剰流動性相場が続くとの見方も相場を支えている。半面、米国と北朝鮮の武力衝突の懸念がくすぶり、指数の上値は重い。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、前日比17ポイント高の6234程度で推移している。
 11日朝に発表されたCPIは前月比0.1%上昇、前年同月比1.7%上昇だった。いずれも市場予想を0.1ポイント下回った。物価上昇の鈍化が確認されたものの、前月比の伸びがマイナスになるほど悪くもなかった。米10年物国債利回りは発表直後に下げた後、持ち直している。
 トランプ米大統領は11日朝、ツイッターで「軍事的な解決手段は完全に準備ができている」とつぶやき、北朝鮮に対し強硬姿勢を改めて示した。投資家は武力衝突を警戒してリスク回避姿勢に転じており、株買いの勢いは弱い。
 百貨店のノードストロームがしっかり。前日夕に発表した2017年5〜7月期決算が市場予想を上回り、見直し買いが入った。前日に3.6%安と大きく下げたアップルは反発し、ダウ平均を下支えしている。
 一方、百貨店のJCペニーが大幅安。11日朝に発表した5〜7月期決算で1株当たりの赤字が市場予想を上回り、見切り売りがかさんだ。前日夕に5〜7月期決算を発表した半導体のエヌビディアの下げも目立つ。データセンター向け半導体の売上高の伸び鈍化が嫌気された。写真・動画共有アプリのスナップも前日夕に発表した決算が市場予想を下回り、急落して始まった。

情報提供:株式会社QUICK

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