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(08/10 22:51)

<NQN>◇米国株、売り優勢で始まる ダウ2万2000ドル割れ、北朝鮮情勢を警戒

<NQN>◇米国株、売り優勢で始まる ダウ2万2000ドル割れ、北朝鮮情勢を警戒
【NQNニューヨーク=横内理恵】10日の米株式相場は売り優勢で始まった。午前9時45分現在、ダウ工業株30種平均は前日比100ドル79セント安の2万1947ドル91セントと2万2000ドルを割り込んでいる。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同53.128ポイント安の6299.204で推移している。北朝鮮情勢への警戒感が投資家心理を冷やし、買い控えやリスク資産の持ち高圧縮につながっている。低調な物価指標などもあって米金利が低下。金融株が売られ、相場の重荷となっている。
 朝鮮中央通信が、北朝鮮の米領グアム周辺へのミサイル発射計画の内容を報じた。米朝の軍事衝突への警戒感が強く、投資家のリスク回避姿勢が強まっている。
 朝方発表の7月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%下落した。0.2%程度の上昇を見込んでいた市場予想に反して下落し、物価上昇圧力の鈍さを示した。週間の米新規失業保険申請件数は横ばいとの市場予想に対して、小幅に上昇した。
 朝方発表した四半期決算で示した業績見通しが慎重と受け止められた百貨店のメーシーズが下落。1株利益などが市場予想を上回ったコールズも売りに押されている。市場予想以上に赤字幅が拡大した食材キット配達のブルー・エプロンが大幅安。ダウ平均構成銘柄ではスポーツ用品のナイキやJPモルガン・チェースの下げが目立つ。
 業績見通しを引き上げたアイルランドの製薬ペリゴは大幅高で始まった。前日夕に発表した決算で1株利益が市場予想を上回ったメディアの21世紀フォックスも高く始まった。ダウ平均構成銘柄では航空機のボーイングやホームセンターのホーム・デポが高い。

情報提供:株式会社QUICK

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