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(08/10 15:40)

<NQN>◇短期15時30分 レポ翌日物金利が横ばい 円金利先物は動意薄

<NQN>◇短期15時30分 レポ翌日物金利が横ばい 円金利先物は動意薄
 10日の短期金融市場で現金担保付き債券貸借(レポ)金利は横ばいとなった。日本証券業協会がまとめた東京レポ・レートで、翌営業日に始まる翌日物(トムネ)金利は前日9日と同じマイナス0.075%だった。取引の始まる14日は3カ月物TB701回債の発行日にあたるが、金利を押し上げるほどの資金需給への影響はなかった。連休前と7月の準備預金積み期間の最終日を控え、レポ市場で資金を調達する動きも多少あったとみられるものの、取引規模は金利に反映されるほどではなかったようだ。

 TBの流通利回りは低下した。業者間の取引を仲介する日本相互証券では、新発3カ月物TB701回債がマイナス0.118%(前日は一部の業者間でマイナス0.112〜マイナス0.110%程度)、同6カ月物TB700回債はマイナス0.125%(前日はマイナス0.119%)だった。日銀がきょうTB買い入れオペ(公開市場操作)を実施すると予想されていたため、「オペに応札する目的で前日から海外勢の買い意欲が旺盛だった」(短資会社)という。TB入札が2回あった週にしては日銀の買い入れ額が少なかったことから、在庫不足も背景にあると考えられる。

 コマーシャルペーパー(CP)市場では、市場全体で1600億円程度の発行が観測された。発行体はいずれもa―1格で、重工系の企業が2週間物を150億円弱、1カ月物を100億円ほど発行したようだ。そのほか鉄鋼会社が1カ月強の期間物を270億円程度、化学メーカーが2カ月物を150億円程度、ゴム会社が2週間物を150億円程度発行したとみられる。発行金利はゼロ%近辺だったが、一部では小幅なマイナス金利もあったもようだ。

 東京金融取引所の円金利先物相場は動意が薄かった。中心限月の9月物は前日の清算値比横ばいの99.940で取引を終えた。全銀協TIBOR運営機関が発表した海外円の東京銀行間取引金利(TIBOR)3カ月物は前日比変わらずの0.05600%だった。

 円―円スワップ金利は総じて低下した。ブローカー経由の金利気配は2年物が前日比0.00250%低いマイナス0.01500〜プラス0.08500%、5年物は同0.00380%低い0.04750〜0.14750%、10年物は同0.00380%低い0.19500〜0.29500%で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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