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(03/20 22:50)

<NQN>◇米国株、小安く始まる ダウ6ドル安、原油安で石油株に売り 

<NQN>◇米国株、小安く始まる ダウ6ドル安、原油安で石油株に売り 
【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式相場は小幅ながら下落して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比6ドル62セント安の2万0908ドル00セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同4.022ポイント安の5896.974で推移している。原油先物相場が下落し、石油関連株に売りが出ている。ただ、好材料の出た個別銘柄への買いが支えとなり、下げ幅は限られている。
 18日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、前回まで共同声明に明記していた「保護主義に対抗する」との文言が削除された。トランプ米政権下での保護主義的な姿勢が改めて意識され、投資家が株式を買い控える動きにつながったとの指摘が出ている。
 今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策決定の投票権を持つエバンス・シカゴ連銀総裁は朝方、米景気の堅調さを指摘し、物価上昇が続けば年内にあと2回利上げする可能性が高いとの見方を示したと伝わった。相場の反応は限られている。
 英国のメイ首相が29日に欧州連合(EU)に離脱を通知すると報じられたが、米株式相場の反応はいまのところ目立たない。
 原油安を受けて収益悪化への警戒感から、エクソンモービルやシェブロンなどエネルギー関連株が安い。四半期決算が減収減益だった高級時計メーカーのモバード・グループが急落した。米銀大手JPモルガン・チェースや化学のデュポン、保険のトラベラーズも売られた。
 一方、製薬大手のブリストル・マイヤーズスクイブとがん治療法の開発で提携すると発表したバイオ製薬のサイトムX・セラピューティクスが25%の急伸。ブリストルも買われた。週末に公開された新作映画「美女と野獣」の興行が好調だったと伝わった映画・娯楽のウォルト・ディズニーが上昇。低価格の携帯電話向けの新型の半導体を発表した半導体のクアルコムが小高い。複数の証券会社による目標株価の引き上げが伝わった宝飾のティファニーが買われた。スポーツ用品のナイキや小売りのウォルマート・ストアーズも上昇した。

情報提供:株式会社QUICK

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